技術日記⑬ in 京都
2024/10/13
こんなときどうする?
その1 ゲリラ豪雨にあったとき
ここ数年の天候の変化で、ゲリラ豪雨に遭遇することが増えましたね💦
ハードケースで多少の雨は防げるのですが、雨の程度によっては隙間からしみ込んでしまうことがあります。
ヴァイオリンの材料となっている木材も、前回の札幌店の記事で取り上げた接着剤のニカワも、水分に非常に弱い素材です。
万一濡れてしまった時は、家に着いたらすぐにケース表面の水分をふき取り、開けて楽器と弓を取り出してください。
ケースの中がしっかりと乾くまでは、楽器と弓は戻さず、写真のように別の場所(特に危険がなければむき出しでも問題ありません)に保管しておいてくださいませ。
それでも心配な場合は、近くの楽器店にチェックしていただければと思います!
放置してしまうと、ニカワが剝がれる、絃や弓のネジがさびる、ニスが傷むなどの問題が出てくる可能性があります。(放置し過ぎれば最悪カビが生えるということも…)
そもそも濡れる前に対策したいよという方は、ケースごと守ってくれるレインコートや、ケース内の湿度を調整してくれるモイスレガートを使用するのも一案です♪
それではまた👋
I より✉