株式会社ヴィルトゥオーゾ

技術日記⑩ in 京都

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技術日記⑩ in 京都

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2024/09/04

イベントの秋が始まりますね(*^-^*)

ヴィルトゥオーゾは、11月に各店舗での展示会フェアの開催を予定します!

 

さてさて京都店から、またまた弓に関するお話です~♪

弓の毛と湿度の話

湿度が高いですね💦
湿度の変化によって、弓の毛はかなり長さが伸び縮みします。
湿度が高ければ伸び、低ければ縮みます。


この特性によって、急な湿度の変化があったとき(湿度の高いところから湿度の低い場所に入ったときなど)に毛がぴんと張り、一番弱い部分に大きな負荷がかかっていしまいます。最悪の場合、折れてしまうこともあります。折れた弓は、修理で形を戻すことはできでも、性能は元通りには戻りません。


そのような 悲しいことが起こらないように、弓を使用しないときはしっかり緩めましょう(^_-)


緩めたつもりでも緩まっていないこともありますので、ご確認くださいませ!!


下の写真のように、ネジだけ外に出ていて、フロッグが動いていないときは、そっとフロッグ(毛が出ている、中指や薬指が当たるパーツ)を革巻きの方向に押してみてください。

完全に緩んでいます

このようにどちらにも隙間がないときが、もっとも緩んでいる状態です。

緩めすぎると…

ここからさらにネジを緩めていくと、ネジがどんどん出てきます。

ネジが完全に抜けるとフロッグが取れてしまいますので、そのようなときは、隙間がなくなるまでねじを締めなおしてあげてくださいね(*^-^*)

毛はどのくらい緩めたらいい?

毛が竿に触れるくらい緩んでいれば心配ありません。

竿のそり具合によっては、毛が触れないこともありますが、毛がばらけていれば引っ張られていない状態なので、問題ありません💪

それではまた👋

I より✉

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